【僕のカノジョは店長のセフレ■前編■】光芒の裁き
僕の名前は広田 零(ひろた れい)。
僕は何十社も面接を受けて、ようやく就職することができた。
何のやりたいこともない、とりえもない僕のような人間が
正社員になるなんて今の時代かなり困難だった。
それでも、
就職できたことに戸惑いながらもウキウキしていたあの時、
もっと回りの状況を良く見て気づくべきだった・・・
そう、
そこはブラック企業だったのだ。
入社して、過酷な日々が続く。
残業代の出ない残業。
終わらない仕事の休日出勤。
暴言。
そして・・・・僕は限界に達し、
退職した。
だが、無資格の人間にすぐ都合よく次の正社員の
仕事が見つかるはずもなく、
いったん心の休養も兼ねてアルバイトをすることにした。
新しいアルバイト先はいい人ばかりで、
すぐにみんなと打ち解けられた。
そこで僕は彼女と出会う。
彼女の名前は徳永 杏樹(とくなが あんじゅ)。
まだ学生だが、かわいくて、
こんな僕みたいな落ちこぼれにもすごく優しくて、
そして励ましてくれて・・・・
ブラック企業で働いて自信もなくし、
傷ついていた僕の心は彼女の優しさによって
癒えていく感じがした。
そんな彼女に好意を抱かないわけがなく、
休憩が一緒の時は色々話をしていくうちに
やがて彼女も僕に心を開いていき、
2人の距離がどんどん近くなっていった。
彼女の笑顔、やわらかな肌、透き通る声・・・
僕の癒しだ。
そして僕たちは付き合うことになる。
彼女ができたのなんて何年ぶりだろう?
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今回の作品の文字無し版を
『女●●生アルバイト先で店長と・・・』
におまけとして入れました。
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