【列車を降りたOLが向かうのは彼が待つ夜の公園。ラブホテルへ直行し、濃密なセックスに溺れる二人】逢瀬のひび
官能小説。
椅子から立ち上がると、座っていた時以上のたくさんの目線を感じる。
犯人は皆’男’だ・・・。
太ももの根っこを隠すだけのミニスカートから
自分の足のほぼ全ての肌が露出しているOLが向かうのは、
’セックスの相手’が待つ夜の公園。
互いの罪を交換し合い、肉愛に変える二人
文字数:約1300字
抜粋
男も女もない。
こうなってしまえばもうない。
そんなありふれた基準や境界線なんてもう超えてしまっている。
ただ私たちは罪を、互いに生まれ持った罪を一緒に弄びながら楽しんでいるのだ。
何もかもに申し訳ない気持ちになる。
ひたすら土下座をして謝りたい気持ちになる。
私と彼がこれまでの全ての時間でしてきたこと、その全てがこのひとときに犠牲になっている気がする。
それだけの強烈なものがここにある。
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