【氷山の崖 足元に落ちた石を目を凝らしてよく見る】サマールンルン
歪にゆがんだ崖。突き出た岩もある。
落ちたら命はない。
旅人は目を凝らして見ようとしたが
足元に落ちた石ころが霞んで見えない。
それよりも落ちないことに意識が向くからである。
仕方なく彼は遠くの空を見渡した。
白っぽい水色の空にちぎれた薄く細長い雲がたくさん浮かんでいる。
小説。
約300字。
8ページ。
------------------- FANZA(旧:DMM.R18)ウォーターマークがついているサンプル画像は 株式会社デジタルコマースの許諾を得て掲載しております。 契約をしていないサイトが画像の二次利用を行う事は禁止されています。 著作権者様へ 著作権物の転用に関する問い合わせは出版社にご確認してください。 -------------------