【ショ●吸血鬼と生贄のフタナリ狼姫】日々草話
※モザイク修正はサンプルのみです。本編では黒線のみの修正となります。
<おはなし>
ある山奥に、吸血鬼の始祖が暮らす城があった。
その吸血鬼の始祖は争いごとを好まず、
山のふもとにある人間の村とある契約を結ぶことで
食料である人間の血を得ているという。
その契約とは年に1度、血を供給する贄となる生娘を
献上させる代わりに、吸血鬼の始祖にだけ伝わる
奇跡の治癒のポーションを渡すというもの。
治癒のポーションの効果は絶大で、世界中で
伝染病が流行る最中でも、その村の人間は1人も
死ぬことはなかったのだという。
そして、人間と契約を結んだ始祖の吸血鬼は
亡くなってしまったものの、その子孫が
300年以上経った今も、人間との契約を継承している。
年が明けた最初の満月の夜。
今年も契約通りに、人間の村の村長が
贄となる生娘を馬車で連れてきていた。
現在の城の主である吸血鬼
アドニス・ベルフ・アグナールは当然
例年通りに滞りなく契約が果たされると思っていたのだが
連れてこられた生娘にはある秘密が隠されていたのだった・・・
<ボリューム>
表紙+前書き+本文33P+キャラ紹介
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