【みんなの憧れ佐藤先生が実は最低ゲス女だった!】パントマアヤ
【プロローグ】
僕の学校、もとい僕のクラスでは近頃苛めが起きてる。
上靴がなくなる程度の事から机がグラウンドに出されているなど、
大小さまざまではあるがそれには一つの法則性がある。
それは毎度放課後に起こるのだ。
僕は部活に属していない。
放課後に自由がある。そう、疑われているのだ。
勿論僕だけではない、ざっと数えて5人といったとこだろう。
無視できない危険な人数である。5人。
誰かが見たと供述すればたちまち村八分..クラス八分といったとこか。
無論、僕はやってないし、そんなことあっていいとは思わない。
寧ろビクビクしている、次は自分かと恐怖におののきつつ床に就く日々である。
おい、首謀者よ!せめて隣のクラスにしてくれ!
こんなことを考える日々に、いささか自分が悲しくなる。
ある日、僕は自室でポテチをつまみながら漫画を読んでいた。
この最高のハートフル時間は永遠に続くように感じていた。
だが、ハートフル時間を無残にもつんざく事件が起こる。
学校に体操服を忘れたのである。
..これが翌日に学校がある日ならハートフル時間を続けるだけなのだが、
今日は金曜日である。最悪だ。
間違いなく月曜にはこの世のものとは思えない酷い悪臭をはなっていることだろう..。
僕は悩んだ末学校に取りに行くことにした。
無論、めんどくささとは別に足取りを重くする要因がある。
例のあの苛めの件である。
もし首謀者と鉢合わせになったら僕はどうなるのであろうか。
そんな事を考えていると校舎に着いていたいた。
もうこの時間になると部活を終えた生徒ですらもういない。
いささか不気味ではあるが教室に向かうことにした。
『きゅっきゅっ』
教室の前、僕は足が震えた。
教室から音が聴こえるのである。
『きゅっきゅっ』
..その時、僕は自分でも驚いた。
恐怖と共に一つの感情が沸き上がってきたのである。
こいつのせいで皆が怯えている..
僕が粛清しなくては..!
気付けば僕は教室の扉を開けていた。
右手には録画モードになったスマホがある。
『がばっ』
教室には落書きが書かれた机の前で、
右手に油性ペン、青白い顔で不敵に笑う、
皆の憧れ、佐藤先生の姿があった..!
※プロローグにつきましては物語の補足です
【内容】
基本CG26枚
本編153枚
テキスト無し差分同封
合計枚数331枚
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