【冬ノ京ニ妖ノ踊ル 巻之一〜高き杉の血統〜上】御剣神宮
この物語は一人の少年と、その少年がやがて出会うであろう七人の退魔師達の物語である。
20世紀末、それまで妖怪や幽霊と言う存在は夢や幻と思われていたが、その時を境に人々はその存在を認めざるを得なくなっていた。国内外からの侵入出を妨げる為の結界は、時空を歪め、以来日本は常冬の国となってしまった。物語はかつて東の京と謳われていた「冬京(とうきょう)」の地から始まる。少年と七人の退魔師達が集う時。何が起こるのか。
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